ずうっとずぶとくずうずうしく

いろいろあってミャンマー暮らし

ブログを書いていくことにした。

初志貫徹のできる子に育って欲しい、と名前に刻まれて、その両親の思いを存分に受け取って育ってきた僕は、残念ながら飽き性な性格となってしまった。

 

すごく好意的に捉えれば、多趣味で好奇心が旺盛、ということになるが、行動力のある好奇心旺盛野郎の行く末は、なんだって中途半端マンが関の山のようだ。

 

そんな中、母親に言われて昔は嫌々書いていた日記といふものを、大人になって改めて始めた次第だ。

 

これが意外に楽しくて、自分のペースで1日を振り返り、その都度反省したり課題を見つけたりすることができて、あれ、これって仕事にめっちゃ活かせるやんけ!と再認識できたのだった。ありがとう母ちゃん。

 

 


なぁなぁ、ミャンマーって早口で10回言ってー

 

「ええぞ、ミャンマーミャンマー、ミャンミャー、マンミャー、ミャ、あれ、うまくいかないや!」

 

とか遊んでいたのがもはや15年前になるのだが、その頃、こうして27歳になってミャンミャーで仕事しているとは思うまい。

 

ひょんなことからミャンマーで仕事をすることになって、はや4年が過ぎ去ってしまった。

 

そういえばミャンマーでの生活、いったいどんなものなんだろう。みんな知らないよなぁ。そうだ、日記で文章力も鍛えられたし、なんだったらミャンマーライフみたいなブログでも書いてやろう!

 

そう思った2年前、ほとんどのミャンマー滞在の人たちがそういうブログを書いていて、だいたいみんな重複していて、僕も有象無象の1つになるところだった。いや、たぶんもはや無蟻有蟻とかそんな程度。ブギウギに埋もれたくないなぁ。

 

と思ってウダウダしていたらいつの間にか今に至るわけだけど、ある時知り合いから言われた

 

ミャンマーの田舎の地域との繋がりがいっぱいある日本人ってあんまいないよな

 

という言葉で、再ブログ熱が沸騰した。

 


実はこの4年間で、地方とのコミュニケーションネットワークを形成してきたことが、実は今少し財産になっている。

 

もともと、社会の中のマイノリティの課題設定とその解決方法ってところにベースの問題意識があったことから、ミャンマーの、特に地方でのそういった課題の発見というのは、実に面白い。というか、今はそこに仕事を見出している。

 

というわけで、せっかくだからそういう部分をブログで紹介しつつ、なんか自分の仕事に繋がったりしないかなぁと算盤を弾いているところだ。

 

出来れば文章で面白く伝えられればいいなぁと思うけれど、そんなに頻繁に面白いネタが起こるわけではないので、脚色を8割くらい増々にしてしまっているものだと思って読んでもらえれば、ちょうどいい加減だと思う。

 

実は、5年前くらいにもブログを書いていた。もっと前にはmixiとかで日記を書いたりしていた。最初は良かったけど、だんだん痛いことばっかり書き始めたりしていたので、あれは黒歴史として永久に消去することにした。あれは、後世に残してはいけない文書だ。なんだやってやんよ、って。

 

今は、ちょっぴり大人になったし、少しだけだけど、自分を客観的に見られるようにはなったような気がする。気がするだけかも知れない。

 

でも、自分なりの観点をもって物事を見れるようになってきたし、文章力も磨かれてきたし、改めて言葉を紡いでいくのもいいかな、と思っている。

 

ミャンマーの地方の様子、社会課題を中心にしたブログ、ということで、ゆるく長く続けていけるよう精進したい。

 

日常とは遠いところの話なので、へぇーとか、クスッとか、ちょろっと得した気分になれるようなものになればと思う。